建築物探訪ブログ

旅行先で訪れた著名な建築物を紹介するブログです。

現代建築

菅野美術館

宮城県塩釜市、東北本線塩釜駅を降り、目的の菅野美術館へと向かいます。坂を登り、住宅街を抜けるのですが、あまりに感性な住宅街、この先に本当に美術館があるのかと不安になりますが、駅から歩くこと十数分、町を見下ろす傾斜地に建つ菅野美術館にたどり…

桃華楽堂

以前、皇居内を軽く見る機会があり、ふと不思議な建物を見つけ、軽く外観を撮影。 外壁には淡い色のモザイク陶片が散りばめられ、空でしょうか、雲や太陽が表現され、空を貫く塔の様な白い陶片で彩られた模様が象られています。また、外へとその体を伸ばして…

東京国立近代美術館~古きを支える~

東京メトロ東西線竹橋駅を下車後、北桔橋門方面へ進み、左手に皇居の緑や石垣を眺めながら、緩やかな坂道を登ると目的地、東京国立近代美術館となります。 東京国立近代美術館は、裏手には首都高の高架橋が通っていますが、前面には皇居が広がり、雑多な環境…

愛知県立芸術大学

柱によって持ち上げられ、飛行艇のような水平に伸びたフォルムでその建物は丘陵地の上で木立から身を乗り出すように建っている…一度見たその写真が忘れられず、なんとか時間をつくって目的の場所へ。 そこは愛知県立芸術大学、名古屋市の東、長久手市の丘陵…

パレスサイドビル ~オフィスビルの嚆矢~

東京メトロ東西線を降り、地上へ出ようとするとプレキャストコンクリートパネルの白い円筒がそびえ立ちます。 今回の目的地はこのパレスサイドビル 。 設計は日建設計、竣工は1966年とすでに築50年が経過しています。 地上9階、地下6階、毎日新聞社をはじめ…

福島県教育会館 ~地域に根ざす技術と造形~

福島駅に降り立ち、東へ歩みを進めること30分程度、目的の建物が悠々と流れる全国有数の大河、阿武隈川のほとりに建っています。 福島県教育会館は、626人収容の大ホールに会議室、ギャラリーを併せ持つ多目的施設です。平らな屋根に水平連続窓の棟には会議…

北塩原村役場 ~自然の中の都市~

福島県北塩原村は裏磐梯といった観光地で知られ、夏には多くの観光客が、冬は多量の雪に埋もれる村は、人口2710人ほどが暮らしています。五色沼や桧原湖といった景勝地を後ろに控え、会津若松市、喜多方市といった町々を見下ろす小高い丘の上に目的の村役場…

豊田市美術館

せっかく名古屋までに来たのだから、あれも、これも、あとこれも見ていこう。 貧乏性な私は、何かの折に用事ややりたいことをいっぺんに済ましてしまおうという質なのですが、その綿密な計画はまず、うまくいってはくれないものです。 いつか訪れたいと思い…

仙台市科学館

不図、訪れたい場所が思い浮かび、地下鉄に揺られながら向かうのは仙台市科学館。昔、両親に連れられ足繁く…とまでは行きませんがよく連れてもらったのは、小学生の頃。もう15年は経とうとする頃でしょうか。 話は変わり、改めてこの仙台市科学館の建物を見…

相馬市LVMH子どもアートメゾン

私には福島県相馬市に住む友人がいるのですが、「うちに来ないか?」の誘いを受けいざ、相馬市へ。昔、家族と訪れ、しばしば釣りをしたものでした。一日粘ってようやく小さなメバル1匹。その1匹のメバルに大喜びた港や街は突如牙を向いた海によって様変わり…

仙台市博物館

10月も間近に迫ったとある日。汗ばむ暑さの中、柔らかな日差しに秋を感じつつ、仙台の街を仙台城址へと続く道を進むと広瀬川にかかる大橋が。歩みを進めると小さな沼地が姿を現します。五色沼と呼ばれるその沼はフィギュアスケートの発祥の地なのだとか。 そ…

竜王駅・南北駅前広場

山梨県甲斐市の竜王駅は著名な建築家が設計したとの話を聞き、いざ竜王駅へ 駅の設計は安藤忠雄氏。国立競技場コンペティションの審査委員長を務め、渦中にあった人物ですが、表参道ヒルズを設計し、建築界のノーベル賞であるプリツカー賞を受賞しています。…

山梨文化会館

iPhoneSEから iPhone 11へと機種変更をし、性能が格段に向上したカメラを試したいところで折良く甲府市へ行く用事があり、訪れたかった山梨文化会館へ 甲府駅から見る山梨文化会館 山梨文化会館は、山梨放送、山梨日日新聞社、又新社商業印刷の3社を包摂す…